平成24年労働組合基礎調査の概況
結果の概要
■労働組合及び労働組合員の状況
平成24 年6 月30 日現在における単一労働組合の労働組合数は25,775 組合
労働組合員数は、989 万2 千人で、前年に比べて、労働組合数は277 組合の減(1.1%減)、労働組合員数は6 万8千人の減(0.7%減)。
推定組織率(雇用者数に占める労働組合員数の割合)17.9%。
■ 産業別の状況
労働組合員数(単位労働組合)を産業別にみると、「製造業」が最も多く269万5千人(全体の27.4%)と約3割を占め、次いで、「卸売業,小売業」が121万人(同12.3%)、「公務(他に分類されるものを除く)」が92万9千人(同9.4%)などとなっている。
対前年差をみると、増加幅が大きかった産業は、「卸売業,小売業」2万1千人増(1.8%増)、「宿泊業,飲食サービス業」1万4千人増(11.3%増)などであり、減少幅が大きかった産業は、「公務(他に分類されるものを除く)」2万4千人減(2.5%減)、「製造業」2万人減(0.7%減)などとなっている。
■推定組織率を産業別にみると、「複合サービス事業」57.4%、「電気・ガス・熱供給・水道業」50.5%で5割以上と高く、「農業,林業、漁業」2.2%、「不動産業,物品賃貸業」2.8%で低くなっている。
■ 企業規模別(民営企業)の状況
民営企業の労働組合員数(単位労働組合)は828万9千人で、前年に比べて2万5千人減少した。
これを企業規模別にみると、1,000人以上規模が519万8千人(全体の62.7%)と約6割を占め、300~999人規模が119万9千人(同14.5%)、100~299人規模が64万7千人(同7.8%)などとなっている。
■ パートタイム労働者の状況
労働組合員数(単位労働組合)のうちパートタイム労働者についてみると、83万7千人と、前年に比べて6万1千人増加(7.9%増)し、全労働組合員数に占める割合は8.5%となっている。