2014年4月15日総務省発表 65歳以上人口25%超す

2014年4月15日総務省発表
人口推計(平成25年10月1日現在)結果の要約

【全国人口】
●総人口は21万7千人の減少,日本人人口は減少幅が拡大
☑総人口は1億2729万8千人で,前年に比べ21万7千人(0.17%)の減少と減少幅は縮小したものの,3年連続で大きく減少しています。
☑日本人人口は1億2570万4千人で,前年に比べ25万3千人(0.2%)の減少と減少幅は拡大しています。

男性は9年連続,女性は5年連続の自然減少
☑自然増減は7年連続の自然減少となっています。
☑男女別にみると,男性は9年連続,女性は5年連続の自然減少となっています。

●日本人は3年連続の社会減少,外国人は5年ぶりの社会増加
☑社会増減は3年ぶりの社会増加となっています。
☑日本人・外国人の別にみると,日本人は2万3千人の減少で,3年連続の社会減少となっています。外国人は3万7千人の増加で,5年ぶりの社会増加となっています。

生産年齢人口が32年ぶりに8000万人を下回る
年少人口(0~14歳)は1639万人で,前年に比べ15万7千人の減少となっています。
生産年齢人口(15~64歳)は7901万人で,前年に比べ116万5千人の減少となり,32年ぶりに8000万人を下回っています。
65歳以上人口は3189万8千人で,前年に比べ110万5千人の増加となっています。

4人に1人が65歳以上人口となる
☑年少人口の割合は12.9%となり,過去最低となっています。
☑生産年齢人口(15~64歳)の割合は62.1%となり,平成4年(69.8%)以降,低下を続けています。
☑65歳以上人口の割合は25.1%となり,初めて4人に1人が65歳以上人口となっています。

 

【都道府県別人口】

●人口増加に転じた宮城県,人口減少幅が縮小した福島県及び岩手県
☑人口増減率を都道府県別にみると,増加は8都県となっており,東京都(0.53%)が最も高く,次いで沖縄県(0.44%),愛知県(0.21%)などとなっています。
この8都県のうち,前年に比べ増加率が上昇したのは東京都など4都県で,宮城県は減少から増加に転じています。
☑一方,減少は39道府県となっており,秋田県(-1.18%)が最も低く,青森県(-1.04%),山形県(-0.90%)などとなっています。
この39道府県のうち,29府県で減少幅が拡大しており,10県で減少幅が縮小しています。うち最も縮小したのは福島県(0.62ポイント)で,次いで千葉県(0.28ポイント),岩手県(0.17ポイント)などとなっています。