ターゲットは7割


第48回社会保険労務士試験の合格が11月11日に発表されました。

合格率に関しては、4.4%で昨年の2.6%に比べたら軟化傾向にはありますが、それでも合格率だけを考えれば高いハードルの試験です。

ただし、合格率は、あくまで結果でしかありません。

国が考えている合格基準点は、選択式40問中28点択一式70問中49点。
(平成28年度は、上記の合格基準点が修正され、選択式23点。択一式42点)


つまり7割以上の得点を稼げば、合格率など関係なく十分に合格が可能な試験です。


7割以上というターゲットは明確です。


受験生が気にするのは、合格率ではなく、7割以上の得点をいかにして上げるかの1点です。

「4.4%の合格率だからとにかく、参考書、テキストの隅から隅まで頭に叩き込まなくては…」という考えではなく、基本事項を押さえながら、落としてはいけない問題では、しつかり得点を取る。満点を取る必要はありません。

7割、8割の得点を取るという気持ちで学習を進めていく必要が重要です。