忘れる前に復習する
覚えても覚えても手のひらから水が零れ落ちるように忘れていく。
覚えた個所がいつの間にか記憶から飛んでいる。
学習を進める上での悩みどころですが、資格試験は忘却との戦いです。
「忘れる前に復習する。」のがベストですが、なかなか思うようには進みません。
計画通りに学習しても、思っている以上に記憶に留まっていません。
どのタイミングで復習すれば効率が良いのかということですが、
科目や項目、数字、理解度等々によりまちまちです。
どうすれば良いのかというと、余り計画にこだわらずに、接触頻度を高めることを意識しながら学習をすることです。
例えば、
会社の同僚で半年に1回1時間しっかり打ち合わせをする同僚と
1週間に1回立ち話程度で会話をする同僚
どちらがより記憶に残るかというと、後者ではないでしょうか。
社労士試験に当てはめると
腰を据えて1週目は労働基準法
2週目は安全衛生法
3週目は労働者災害補償保険法…7週目は国民年金、8週目は厚生年金
…10週目で最後の科目社会保険に関する一般常識と計画を立てます。
上記の計画だと、労働基準法のピークは、最初の1週間だけ。
次に労働基準法を学習する2か月後には、労働基準法の内容は記憶の中からほとんどぶっ飛んでいます。
忘れる前に復習するとは
例えば、テキストのキーワードに目を通す。
ゴシック体とその前後を確認する。
マーカーの個所に目を通す。
確認だけであれば、1ページ1分~2分もあれば十分確認できます。
「簡単に確認する。目を通す。チェックする。」
という感じです。
いずれにしても、せっかく学習した項目をほったらかしたら、
元の木阿弥です。
「復習命」とテキストに書き込み、復習を意識しながら学習を進めてください。
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