徴収法　メリット制の概略

労災事故が多い会社と少ない会社の保険料の負担の公平を図ることを目的とした仕組みがメリット制ということになります。

具体的には、労災事故の多い会社に対しては、保険料を多く徴収する仕組みにし、労災事故の少ない会社には、保険料を減らす仕組みということです。

（メリット制という言葉だと、保険料が安くなるだけのイメージがありますが、労災事故が多い会社の場合は保険料が高くなります。別の表現を使うとメリット・デメリット制です。）

メリット制には、適用（規模）要件や収支率、メリット制の効果等々確認する箇所はたくさんありますが、まずは、２つの柱［継続事業のメリット制］［有期事業のメリット制］の概略を押さえてください。