合格するためには「暗記」が重要と言うと安っぽく感じてしまいます。
また、「暗記」という漢字には、「暗い」という文字が使用されているので、なおさらネガティブな印象を受けます。
「暗記」というと
・苦手。
・面倒くさい。
・覚えてもすぐに忘れてしまう。
・年なので覚えられない。
等々の返事が返ってきます。
しかしながら、「暗記」から逃げていたら合格は、おぼつきません。
合格するためには、「理解」と「暗記」が必要です。
「暗記」するためには、「理解」が必要で、そもそも「理解」もせずに「暗記」だけであれば学習も面白くありません。
通学生で勘違いされる受験生は、申し込みさえすれば、グイと合格が近づくと思われることです。
上記の表の「暗記」のエリアは、いくら高い授業料を支払っても、自ら主体的、意識的に「暗記」する作業をしないと合格はできません。
また、
「理解」しても、ほっておくと「理解」した内容も忘れてしまいます。
つまり「理解」した内容も、繰り返し「理解」し直し「暗記」していくことが重要です。
「暗記」に関しては、要領よく、効率的に覚えることを心掛ける必要がありますが、まずは
「量をこなす」ことが重要です。
例えば、1日1時間勉強する受験生とすき間時間を活用して1日3時間勉強する受験生では、
3時間勉強する受験生の方が、記憶の定着は良くなります。
(3時間のダラダラ勉強は除きます。)
「暗記」する際に注意が必要なのは、「暗記」することを意識することが必要です。
単に、テキストの数字を読んで覚えるより、「暗記するという強い意識」を持って数字を覚える方が頭に入ってきます。
あとは、忘れることを前提に、しつこくしつこく繰り返すだけです。
東京大学に毎年十数人の合格者を輩出している高校生も1日10時間近く勉強していることを聞きました。
3時間4時間では足りません。(中には、短時間の勉強で合格する高校生もいるでしょうが)
量をこなしてこそ東京大学の門をくぐることが可能になります。
今回は、「暗記」という内容で参考にして頂ければと思います。