新入社員が「働き方改革」で最も関心のある勤務形態について (平成30年度 労働経済白書 p211より)

新入社員が「働き方改革」で最も関心のある勤務形態について

 

(平成30年度 労働経済白書 p211より)

(公財)日本生産性本部が実施している「新入社員 春の意識調査」では、2017 年より、「働き方改革」で最も関心のある勤務形態を把握している。

 コラム2-7図により、2018 年春に調査した結果をみると、男女計では「在宅勤務」が26.1%と最も多く挙げられており、次いで、「転勤のない地域限定勤務」が 22.9%、「短時間型勤務」が 20.1%、「サテライトオフィス等の施設利用型テレワーク制度」が 17.2%、「朝型勤務」が 9.9%、「モバイルワーク制度」が 3.7%となっている。

 

上位3つに着目し、男女別にみると、「在宅勤務」では、男性が 25.1%である一方で、女性が 28.5%となっている。「転勤のない地域限定勤務」では、男性が 22.8%である一方で、女性が 23.2%となっている。また、「短時間型勤務」では、男性が 18.1%である一方で、女性が 24.7%となっている。

 

つまり、新入社員が「働き方改革」で最も関心のある勤務形態として挙げられている上位3つを男女別にみると、いずれにおいても女性の関心が高く、特に「短時間型勤務」では、男女で 6.6%ポイントの差が生じており、女性の関心が強いことが分かる。

 また、ここまで検討してきた「転勤のない地域限定勤務」についても、男性では2位に、女性では3位に挙がっており、男女ともに関心の高さがうかがえる結果となっている。

 

白書・労働経済の学習方法でも記載しましたが、

 

「キーワード、数字を拾ってカードに書き写して、自分の手の内に収める。」に関するサンプルです。

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