厚生労働省ホームページより(報道発表資料 令和元年8月21日)
2020年対策の労働安全衛生調査に関しては、最終の資料になります。 |
【労働者調査】
1 仕事や職業生活における不安やストレスに関する事項
(1) 仕事や職業生活に関する不安、悩み、ストレスについて相談できる人の有無等
現在の自分の仕事や職業生活での不安、悩み、ストレス(以下「ストレス」という。)について相談できる人がいる労働者の割合は 92.8%[平成 29 年調査 91.8%]となっている。
ストレスを相談できる人がいる労働者について、相談できる相手(複数回答)をみると、
「家族・友人」が 79.6%[同85.3%]と最も多く、次いで
「上司・同僚」が 77.5% [同 77.1%]となっている。
また、ストレスについて相談できる相手がいる労働者のうち、実際に相談した労働者の割合は 80.4%[同 84.2%]となっている。実際に相談した労働者について、相談した相手(複数回答)をみると、
「家族・友人」が 76.3%[同 81.7%]と最も多く、次いで
「上司・同僚」が 69.7%[同 71.0%]となっている。
(2) 仕事や職業生活に関する強いストレス
現在の仕事や職業生活に関することで、強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は 58.0%[平成 29 年調査 58.3%]となっている。
強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者について、その内容(主なもの3つ以内)をみると、
「仕事の質・量」が 59.4%[同 62.6%]と最も多く、次いで
「仕事の失敗、責任の発生等」が 34.0%[同 34.8%]、
「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」が 31.3%[同 30.6%]となっている。
2 受動喫煙に関する事項
職場で受動喫煙がある労働者の割合は、
「ほとんど毎日ある」の 9.3%、
「ときどきある」の 19.6%を合わせて28.9%となっている。
職場での喫煙に関して不快に感じること、体調が悪くなることの有無をみると、
「不快に感じること、体調が悪くなることがある」とする労働者の割合は 17.2%[平成 29 年調査 19.1%]となっている。
これを「職場で受動喫煙がある」とした労働者でみると、「不快に感じること、体調が悪くなることがある」とする労働者の割合は 43.2%となっている。