社会保険労務士法に関しては、毎年必ず1問(5肢)出題されます。
にもかかわらず、落としてしまう受験生を見受けます。
社会保険労務士法は、テキストのページ数10ページ程度ですが、なかなか手が付けられず最小限の内容をチェックしただけで本試験に臨む受験生も多いと思います。
毎年出題され、且つ出題範囲(ページ数が少ない)が決まっているのであれば、社会保険労務士法はサービス問題です。
サービス問題であれば、得点源にする必要があります。
それでは、具体的な社会保険労務士法の勉強方法です。
まず、過去問10年間分を用意します。
10年間分というと50問になります。
論点の数で言うと50論点以上になります。(1肢で複数の論点がある場合があります。)
学習日数は7日間です。
まず、3日間で50問を読みます。
1日3年間分を目安に30分。1問2分で読み進めることになります。
問題を解いていくと時間がかかるので、解答と解説を読みながら、問題文を読み進めていきます。
合わせて、問題文や解説にポイントになるキーワードにチェックを入れます。
答えを読み、問題を読むだけであれば、実際は2分もかかりません。
4日目、5日目はテキストを用意して、出題されたポイント(論点)をテキストにチェックしていきます。
余裕があれば、出題年度を書き込みながらマーカーか何かで印を付けます。
2日間で完了する作業です。
5日間をかけて、過去10年間分の過去問の確認とテキストへの落とし込みが完了。
残りの2日間で、テキストのチェックした箇所と前後の内容を再確認しながら覚え込みます。
1日30分で7日間、社会保険労務士法を上記のような方法で学習をすれば力が付いてきます。
先に過去問を確認することによりがポイントが見えてきます。
優先順位が見えてきたら先に進むのが早くなります。
学習する優先順位が明確になれば、自分の手の内に入ったも同然です。
同じように労働契約法、確定拠出年金・確定給付企業年金、等々ピックアップしながら学習を進めていくと得点力が上がります。