細かい数字は別にして、大枠を押さえてください。
平成30年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況
令和元年12月 厚生労働省年金局(最新データー)
Ⅰ.公的年金制度の概況
(1)適用状況
●公的年金被保険者数は、平成 30 年度末現在で 6,746 万人となっており、前年度末に比べて 13 万人(0.2%)増加している。
●国民年金の第1号被保険者数(任意加入被保険者を含む)は、平成 30 年度末現在で 1,471 万人となっており、前年度末に比べて 34 万人(2.3%)減少している。
●厚生年金被保険者数(第1~4号)は、平成 30 年度末現在で 4,428 万人(うち第1号 3,981 万人、第2~4号 448 万人)となっており、前年度末に比べて 70 万人(1.6%)増加している。
●国民年金の第3号被保険者数は、平成 30 年度末現在で 847 万人となっており、前年度末に比べて 23 万人(2.7%)減少している。
Ⅱ.厚生年金保険
(1)適用状況
●平成 30 年度末現在の適用事業所数は、233 万7千か所であり、前年度末に比べて11 万か所(4.9%)増加している。
●被保険者数は、平成 30 年度末現在で 3,981 万人となっており、前年度末に比べて69 万人(1.8%)増加している。
男女別にみると、男子は 2,469 万人(対前年度末比27 万人、1.1%増)、女子は 1,512 万人(対前年度末比 42 万人、2.9%増)となっている。
●短時間労働者数は、平成 30 年度末現在で 43 万人となっており、前年度末に比べて5万人(13.6%)増加している。
男女別にみると、男子は 12 万人(対前年度末比1万人、11.0%増)、女子は 31 万人(対前年度末比4万人、14.7%増)となっている。
●育児休業等期間中(産前産後休業期間を含む)の保険料免除者数は、平成 30 年度末現在で 41 万人であり、前年度末に比べて2万人(6.4%)増加している。
男女別にみると、男子は4千人(対前年度末比1千人、32.3%増)、女子は 41 万人(対前年度末比2万人、6.2%増)となっている。
●標準報酬月額の平均は、平成 30 年度末現在で 31 万3千円(男子は 35 万5千円、女子は 24 万4千円)であり、前年度末に比べて 0.9%増加している。
平成 30 年度の年度平均についても、31 万1千円(男子は 35 万3千円、女子は 24 万2千円)と、前年度に比べて 0.8%増加している。
Ⅲ.国民年金
(1)適用状況(第1号被保険者及び第3号被保険者)
●平成 30 年度末現在の第1号被保険者数(任意加入被保険者を含む)は、1,471 万人となっており、前年度末に比べて 34 万人(2.3%)減少している。男女別にみると、男子は 764 万人(対前年度末比 15 万人、2.0%減)、女子は 707 万人(対前年度末比19 万人、2.6%減)となっている。
●平成 30 年度末現在の第3号被保険者数は、847 万人となっており、前年度末に比べて 23 万人(2.7%)減少している。