労務管理その他の一般常識をグッと手の内に入れる方法
今回は、労務管理その他の一般常識の攻略法を配信していきます。
労1を苦手にしている受験生は、本当に多いと思います。
逆に、労1を得意としている受験生は、まずいません。
何故、大半の受験生が労1を苦手にしているか?
言い尽くされていますが、
・出題範囲が広範囲に及ぶ。
・何がどこから出題されるか見当がつかない。
・労働経済の統計数字が毎年変わり、手の付ようがない。
・いつも中途半端に終わってしまう。
・白書の種類も多岐に渡る。
・白書自体ページ数も多い。
等々 苦手とする要因はたくさんあります。
それでは、労務管理その他の一般常識をグッと手の内に入れる方法は何か?
敵を知ることです。
ざっくりとしていますが、
敵を知る。
これに付きます。
具体的にどうすればいいのかというと、
少なくとも過去10年間の出題の中身を知ることです。
もっと具体的に言うと、
令和2年
①我が国の若年労働者に関する「平成30年若年者雇用実態調査(厚生労働省)」
②平成30年労働安全衛生調査(実態調査)(常用労働者10人以上の民営事業所を対象)(厚生労働省)」の概況
③労働法規(育児介護休業法、パートタイム・有期雇用労働法、障害者雇用促進法、個別労働関係紛争、職業安定法)
④労働組合法
⑤社会保険労務士法
令和元年
①労働費用に関する「平成28年就労条件総合調査」
②労使交渉に関する「平成29年労使間の交渉等に関する実態調査」
③労働契約法
④労働法規(労働者派遣法、高年齢者雇用安定法、障害者雇用促進法、職業安定法)
⑤社会保険労務士法
平成30年
①労働災害発生状況に関する「平成28年労働災害発生状況の分析等」
②所得や賃金に関する「平成29年厚生労働白書」
③労働契約法
④労働法規(労働組合法、労働者派遣法、過労死等防止対策推進法、労働組合法、男女雇用機会均等法)
⑤社会保険労務士法
上記のように10年間分の出題された概略を抜き出して、1週間毎日眺めたら、
「こんなもんか」ということでグッと身近なものに感じます。
ポイントは、白書関係であれば、白書名だけでなく、出題された白書の中身を記載する必要があります。
(平成30年②のように所得や賃金に関する「平成29年厚生労働白書」という要領)
とにかく、何が出題されるか分からない恐怖だけが先行するのが労1です。
しかも、受験生の大半が労1の勉強をするのは、年明け。
労働経済や白書に至っては、5月の連休前後になり、焦る気持ちに拍車がかかる頃です。
これでは、労1を手のうちに収めることはできません。
まずは、「敵を知ること」。
これが労1を攻略する第1歩になります。
(追記)
20年間分の労1に関する具体的な概略等は、当サイトの教材(すべての教材)のログイン内に順次掲載していきます。
合わせて、学習法は100人100通りです。
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(了)