徴収法は、満点狙いです。
徴収法は、どちらかと言うと、労働者災害補償保険法と雇用保険法の陰に隠れた地味な科目です。
実務色も強く、数字を使うために苦手に思っている受験生も多いと思います。
ただし、ほかの科目と比べてやればやるほど結果が出やすい科目でもあります。
食わず嫌いの一番手の科目です。
配点数で考えると、
労働基準法7点。
労働者災害補償保険法7点。
雇用保険法7点。
徴収法は6点(労災3点+雇用保険3点)で、上記の3科目の配点数と比べると遜色有りません。
労基、労災、雇用は、ページ数も多い科目ですが、徴収法は、その半分程度です。
にもかかわらず、受験生の多くは徴収法を優先順位の下に持ってきてしまいます。
テキストを読んでも、概算保険料、確定保険料、申告書、納付書、印紙保険料、労働保険事務組合等、馴染みのない内容が続きます。
勉強してもピンとこないために、しんどくなります。
そんな徴収法の勉強法ですが、過去問をメインにします。
過去問中心主義で徴収法を攻略します。
徴収法自体、論点としては出し尽くされた感があります。
過去問を用意し、内容を確認したら、該当箇所をテキストで確認します。
チェックの個所が多くなる個所は、優先順位が高くなり、メリハリを持って学習ができます。
少なくとも、過去問10年間分をやり、内容を理解し、暗記すべき要件、数字をしっかり頭に入れたら、確実に得点は稼げます。
過去10年間に出題された問題と類似問題は絶対に落とさないことが何より重要です。
繰り返しますが、徴収法の学習方法のポイントは、過去問中心主義です。