令和2年9月 30 日 厚生労働省より公表された「令和元年 雇用動向調査結果の概要」を3回に分けてブログで更新しました。
かなり細かい内容なので読むだけでも一苦労ですし、これを覚えるのは、なおのことシンドイ作業になります。
労1に関しては、
「広く、浅く」
「虫の目より鳥の目」
「ミクロよりマクロ」。
「重箱の隅を突付く学習は不要。」
「削ぎ落すこと。」
これにつきます。
とにかく、労1に関しては、
削ぎ落して、正誤のしっぽ(尾っぽ)を覚えること。
欲張る必要はありません。
欲張っても、中途半端に終わるのがオチです。
例えば、「平成30年若年者雇用実態調査の概況」(正社員の採用選考にあたり重視した点)があります。
上記を読んだだけでは、内容が頭に入りません。
読むだけで疲れます。
上記の内容を削ぎ落していきます。
「新規学卒者」と「中途採用者」に大きな違いがあれば、その点がポイントになる可能性もありますが、同じような数字ですし、順番も同じなので採用区分は無視します。
さらに、77.9%、61.0%…と数字が出てきますが、突出した数字であれば別ですが、この数字を覚える意味はありません。
(仮に出題されても誰も解けません。)
上記の部分をさらに削ると、下記になります。
若年正社員の採用選考にあたり重視した点 「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」 「コミュニケーション能力」 「マナー・社会常識」 |
さらに、絞ります。
例えば、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」は「チャレンジ精神」に、
「マナー・社会常識」は「マナー」にします。
最終的には、下記になります。
若年正社員の採用選考にあたり重視した点 |
必要なことは、正誤の「しっぽ」を覚えることです。
「チャレンジ精神」⇒「コミュニケーション能力」⇒「マナー」
上記を踏まえて、令和2年の労1の択一式です。
令和2年1-A
【我が国の若年労働者に関して。なお、本問は、「平成30年若年者雇用実態調査(厚生労働省)」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。この調査では、15歳から34歳を若年労働者としている】
若年正社員の採用選考をした事業所のうち、採用選考に当たり重視した点(複数回答)についてみると、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」、「コミュニケーション能力」、「マナー・社会常識」が上位3つを占めている。 |
「チャレンジ精神」⇒「コミュニケーション能力」⇒「マナー」をしっかり覚えていれば、
正解の選択肢にすることが可能です。
労1に関しては、削ぎ落した結果のしっぽを覚えることが近道です。