独学で受験される方に取って重要なのが参考書になります。
参考書に関しては、9月~10月にかけて次年度版が店頭に並んできます。
9月に入っても2021年版が店頭に並んでいますが、けっして購入しないでください。
参考書の体裁としては、
労働科目と社会科目の分冊の本から科目ごとの分冊本、参考書と連動する動画が閲覧できるもの等10種類ぐらいが店頭に並びます。
おおむね1,000ページで書籍代も4,000円前後になります。
内容は、
・図解やイラストを多く使用しているもの
・文章がメインのもの 等々まちまちです。
自ら手に取って比較しながら相性が良く、1年間継続して使用できるものを選択することになります。
個人的に推奨する参考書としては、下記の4冊になります。
「ごうかく社労士 基本テキスト」中央経済
「社労士 速習レッスン」ユーキャン
「みんなが欲しかった社労士の教科書」TAC出版
「読めばわかる 社労士テキスト」大原出版
他にも良い参考書はありますが、あくまで個人的な考えで4冊を選んでみました。
「みんなが欲しかった社労士の教科書」に関しては、図表が少なく初学者の方には、少しハードルが高いものになります。
逆に、「読めばわかる 社労士テキスト」は、イラストや図解も多く理解し易い参考書で初学者向きです。
上記4点の中でも特に推奨するのが下記2点です。
「ごうかく社労士 基本テキスト」
「社労士 速習レッスン」
合格ラインに絡んでくる情報量は十分あります。
「ごうかく社労士 基本テキスト」に記載されている情報を一切使わずに社労士の本試験を作成することは不可能です。
次に、具体的な参考書の使用方法です。
・1冊に決めたら最後まで使い倒す。
(2冊購入して同時並行の勉強はできない。)
・情報は、すべて1冊の参考書にまとめる。
・過去問と往復しながら、過去出題された個所をチェックする。
・他の教材やレジュメの図表等を記入したり、張り付けたりする。
・横断しやすいように、該当箇所のページを記入していく。
・基本的には、内容は大きく変わらないので、1冊に決めたらやり通す。
・最初から、根を詰めて勉強するのではなく、6割、7割の理解で進める。
繰り返しになりますが、参考書選びは重要です。
100%完璧な参考書はありません。
1年間使い続け、加筆しながら自分なりのオリジナルの参考書を作ってください。
独学受験生の大きな目標は、「1冊の参考書を使い倒して自分のものにする。」これにつきます。
社労士 速習レッスン
ユーキャン
ごうかく 社労士 基本テキスト