2021-9/7
「ボーダーラインまでの勉強法とボーダーラインからの勉強法」
ということで2回に分けてブログに上げていきます。
2回目は、「ボーダーラインからの勉強法」です。
ボーダーラインからの勉強法の前提は、けっして油断をしないということです。
たまたま、ボーダーラインに乗ったことも考えられるし、相性が良い問題が出題された可能性もある。
2択で迷ったときに、すべて上手くいったことも考えられるので、油断は禁物です。
まずは、現状の知識を維持するように、浅く広く毎日学習することが必要です。
それでは、ボーダーラインからの勉強法です。
それは、自分の弱点を見つけることです。
自分の弱点から逃げたいところですが、もう一つ山を越えるためには、弱点を見直すことが重要です。
・年金科目で得点が伸びない。
・選択式で足切りになってしまった。
・時間配分を間違ってしまった。
・最後答えを変更したために得点を減らしてしまった。
・長文問題が苦手。
等々弱点を見つけてください。
弱点を見つけたら、その対策を打ち、実行するだけです。
ボーダーラインに乗っている受験生は、後少しで合格のラインを超えるわけで、勉強に対する意欲も上がってきますが、ここで、得意科目ばかりやっていれば、同じことの繰り返しになってしまいます。
不得意な科目や失敗したことを振り返るのは、しんどいことですが、ここで臭いものに蓋をしてしまったら、同じ過ちを繰り返します。
繰り返しになりますが、本試験終了後の1か月以内で「なぜ、ボーダーラインを超えられなかったのか」振り返ってください。
例年択一式では、7割以上取れているのに、労1の選択式で3点を取れなかった受験生が多くいらっしゃいます。
救済待ちの受験生は発表まで、落ち着かない日々を過ごすことになります。
「労1の選択式がすべての敗因」と考えると同時に他に弱点はなかったのか、冷静に振り返る必要があります。
労1に隠れてた弱点があれば、それを見つめて対策を打つことが次につながります。
労1の選択式の対策は、難しいところです。
労働経済、白書、条文とキリがないほどの範囲です。
ただし、労1対策として出来ることはあります。
それは、過去20年分の労1の選択式を見直すことです。
敵を知るには、それが近道です。
解く必要はありません。
傾向を見つけて、今後の労1対策とすることができます。
労1に関して、あれやこれやすることは、時間的にも大変ですが、目の前にある過去問を見直すことはそれ程たいそうな事ではありません。
労1以外に関しても、苦手な科目、弱点は、まずは、過去問に戻ることも一つの対策として位置付けてください。
繰り返しになりますが、弱点を知る。
対策を打つ。
行動する。
これが次につながることになります。