令和3年版 労働経済白書 要約版より抜粋(№3)
問題はすべて正解です。
■産業別の雇用者数の増減
[問題]産業別に雇用者数の増減(前年同月差)をみると、「情報通信業」「医療,福祉」等では堅調に増加が続いている一方で、「宿泊業,飲食サービス業」「卸売業,小売業」「生活関連サービス業,娯楽業」などでの減少幅が大きかった。リーマンショック期に「製造業」での雇用者数の減少が目立ったこととは様相が異なる。
■労働者の属性別の動き
(産業別・男女別・雇用形態別の雇用者数の動向)
[問題]男女別・雇用形態別に雇用者数の増減(前年同期差)をみると、2020年には女性の正規雇用労働者が増加する一方で、男性、女性ともに非正規雇用労働者が減少し、特に女性の減少が大きかった。
[問題]リーマンショック期に男性の正規雇用労働者、非正規雇用労働者の減少が目立ったこととは様相が異なる。
[問題]産業別にみると、非正規雇用労働者は、女性では「宿泊業,飲食サービス業」「製造業」「卸売業,小売業」「生活 関連サービス業,娯楽業」で、男性では「製造業」で大きく減少した。
■労働者の属性別の動き
(男女別・世帯主との続柄別の完全失業者数・非労働力人口の動向)
[問題]男女別・世帯主との続柄別に、完全失業者数、非労働力人口の動向(前年同月差)をみると、2020年 4月以降、男女ともに「未婚の子」で完全失業者数、非労働力人口、「単身世帯」で完全失業者数の増加が目立つ。
[問題]男性では、「世帯主」の完全失業者数の増加が目立つとともに、女性では、「世帯主の配偶者」「世帯主」で、非労働力人口が4月以降に、完全失業者数が2020年後半に比較的大きく増加した。