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令和3年版過労死等防止対策白書(№3)

問題は、すべて正解です。

 

[問題]職場におけるメンタルヘルス対策の状況に関して、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は、令和2年は 54.2%であり、依然として半数を超えている。

 

[問題]「仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる」とした労働者のうち、その内容をみると、「仕事の量・質」(56.7%)が最も多く、次いで「仕事の失敗、責任の発生等」 (35.0%)、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」(27.0%)となっている。

 

 [問題]現在の自分の仕事や職業生活でのストレスについて「相談できる人がいる」とする労働者 の割合は 90.8%となっており、「相談できる人がいる」とする労働者が挙げた相談相手は、「家族・友人」(78.5%)が最も多く、次いで「上司・同僚」(73.8%)となっている。

 

[問題]家族・友人等を除き、職場に事業場外資源(事業場外でメンタルヘルス対 策の支援を行う機関及び専門家)を含めた相談先がある労働者の割合は 69.2%である。

 

[問題]大綱において、令和4年までに仕事上の不安悩み又はストレスについて、 職場に事業場外資源を含めた相談先がある労働者の割合を 90%以上とすることを目標としている。

 

 [問題]「ストレスを相談できる人がいる」とした労働者のうち、実際に相談した人がいる労働者の割合は 74.1%となっており、実際に相談した相手をみると、「家族・友人」が最も多く、次いで、「上司・同僚」(67.6%)となっている。

 

[問題]メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は、令和2年は 61.4%となっている。 また、事業所の規模別にみると、50 人以上の事業所は概ね 90%を超える割合となっている一 方、10 人~29 人の事業所は 53.5%となっている。

 

 [問題]医師、保健師等による心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。)が平成 2712 月から施行されているところ、メンタルヘルスケアの取組内容をみると、「労働者のストレスの状況などについて調査票を用いて調査(ストレスチェック)」(62.7%)が最も多く、次いで「職場環境等の評価及び改善(ストレスチェック後の集団(部、課など)ごとの分析を含む)」(55.5%)となっている。

 

[問題]大綱において、令和4年までにメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合を80%以上とすることを目標としている。 また、ストレスチェックを集団分析して、その結果を活用した事業場の割合は、令和2年は 66.9%となっている。

 

[問題]大綱において、令和4年までにストレスチェック結果を集団分析し、その結果を活用した事業場の割合を 60%以上とすることを目標としている。

 

[問題]職場のハラスメントの問題については、全国の総合労働相談コーナーに寄せられた「いじ め・嫌がらせ」の相談件数が相談内容別で9年連続最多となるなど、社会問題として顕在化 している。

 

 

[問題]具体的には、総合労働相談コーナーにおいて、民事上の個別労働紛争に係る相談を令和2年度中に 347,546 件受け付けているが、そのうち、職場での「いじめ・嫌がらせ」に関する 相談受付件数は、79,190 件(22.8%)を占めている。