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令和3年版 過労死等防止対策白書(№4)

令和3年版過労死等防止対策白書(4)

問題はすべて正解

 

[問題]仕事が主な原因で発症した心筋梗塞などの「心疾患」、脳梗塞などの「脳血管疾患」、また、仕事によるストレスが関係した精神障害については、「業務上疾病」として認められるが、それらの認定に当たっての基準は、通達で定められている。

 

[問題]労働者についての労災認定基準に関して、「 脳血管疾患・心疾患」については、 平成 131212 日付け基発第 1063 号「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)」の認定基準により、 「 精神障害」については、平成 231226 日付け基発 1226 第1号「心理的負荷による精神障害の認定基準について」により

定められている。

 

[問題]脳・心臓疾患の労災補償状況業務における過重な負荷により脳血管疾患又は虚血性心疾患等を発症したとする労災請求件数は、平成 14年度に 800 件を超えて以降、700 件台から 900 件台前半の間で推移していたところ、令和2年度は 784 件で、前年度比 152 件の減少となっている。

 

 [問題]業務における強い心理的負荷による精神障害を発病したとする労災請求件数は、長期的にみると増加傾向にあるが、令和2年度は 2,051 件で、前年度比9件の減少となっている。