令和3年就労条件総合調査 結果の概況が厚生労働省から 11 月 9 日公表されました。
結果の概要に関しては、下記の3項目です。
➀労働時間制度
②賃金制度
③労働費用
今回は、③労働費用です。
問題は、すべて正解です。
[問題]令和2年の「労働費用総額」は常用労働者1人1か月平均408,140 円となっている。
[問題]「労働費用総額」に占める「現金給与額」の割合は 82.0%、「現金給与以外の労働費用」の割合 は 18.0%となっている。
[問題]現金給与以外の労働費用である73,296 円の内訳は、「法定福利費」50,283 円(構成割合 68.6%)、「退職給付等の費用」15,955 円(同 21.8%)、「法定外福利費」4,882 円(同 6.7%)などとなっている。
[問題]法定福利費である50,283 円の内訳は、「厚生年金保険料」27,905 円(構成割合 55.5%)、「健康保険料・介護保険料」17,496 円(同 34.8%)、「労働保険料」3,695 円(同 7.3%)などとなっている。
[問題]法定外福利費である4,882 円の内訳は、「住居に関する費用」2,509 円(構成割合 51.4%)、「医療保健に関する費用」729 円(同14.9%)、「食事に関する費用」493 円(同 10.1%)などとなっている。
用語の定義(総務省統計局参照)
労働費用
労働費用とは、使用者が労働者を雇用することによって生ずる一切の費用 (企業負担分)をいい、現金給与額のほか、退職給付等の費用、法定福利費、法定外福利費等をいう。 |