■令和元(2019)年度 国民医療費の概況 厚生労働省(令和3年11月9日公表)
令和元年度の国民医療費は 44兆3,895億円、前年度の 43兆3,949億円に比べ9,946 億円、2.3%の増加となっている。 人口一人当たりの国民医療費は35万1,800円、前年度の 34万3,200円に比べ8,600円、 2.5%の増加となっている。 国民医療費の国内総生産 (GDP)に対する比率は7.93% (前年度7.79%)、国民所得 (NI)に対する比率は11.06% (同10.79%)となっている。 |
制度区分別にみると、公費負担医療給付分は3兆2,301億円(構成割合7.3%)、医療保険等給付分は20兆457億円(同45.2%)、後期高齢者医療給付分は15兆6,596億円(同35.3%)、患者等負担分は5兆4,540億円(同12.3%)となっている。 対前年度増減率をみると、公費負担医療給付分は1.7%の増加、医療保険等給付分は1.6%の増加、後期高齢者医療給付分は4.0%の増加、患者等負担分は0.9%の増加となっている。( |
公費負担医療給付分とは、具体的
・戦傷病者や原爆被爆者に対する医療等
・感染症等の社会防疫的なもの
・身体障害者への医療等福祉的な意味合いの場合
・公害病
・難病の治療等
下記の問題は、すべて正解です。
[問題]令和元年度の国民医療費は 44兆3,895億円、前年度の 43兆3,949億円に比べ9,946 億円、2.3%の増加となっている。
[問題]人口一人当たりの国民医療費は35万1,800円、前年度の 34万3,200円に比べ8,600円、 2.5%の増加となっている。
[問題]制度区分別にみると、公費負担医療給付分は3兆2,301億円(構成割合7.3%)、医療保険等給付分は20兆457億円(同45.2%)、後期高齢者医療給付分は15兆6,596億円(同35.3%)、患者等負担分は5兆4,540億円(同12.3%)となっている。