ズバッと過去問解説
今回は2問。
2022年 労働基準法 問1D
株式会社の代表取締役は、法人である会社に使用される者であり、原則として労働基準法の労働者になるとされている。 |
誤り
代表取締役は、労働者ではなく使用者に該当。
労働者に該当しない者
①法人、団体、組合の代表者
②労働委員会の委員
③使用従属関係にないインターンシップ
④競輪選手、プロゴルファー
2022年 労働基準法 問1E
明確な契約関係がなくても、事業に「使用」され、その対償として「賃金」が支払われる者であれば、労働基準法の労働者である。 |
正解
冒頭の「明確な契約関係がなくても」で引っかかりますが、労働者を保護するという大前提で考えると、設問の場合、「使用」+「労働の対象」+「賃金」ということで労働者に該当します。