2024年10月11日(金)厚生労働省公表
国民医療費の状況
令和4年度の国民医療費は46兆 6,967億円、前年度の45兆359億円に 比べ1兆6,608億円、3.7%の増加
人口一人当たりの国民医療費は 37万3,700円、前年度の35万8,800円 に比べ1万4,900円、4.2%の増加
国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.24%(前年度8.13%)
国民医療費のポイント
国民医療費は「1年度内に保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用」を推計したもの
下記の項目は、保険診療の対象外のため、対象外
①評価療養(先進医療における保険外の先進医療技術など)
②選定療養(差額ベッドなど)
③生殖補助医療(不妊治療など)
④正常な妊娠・分娩に要する費用
⑤健康診断・予防接種―などの費用
都道府県別の1人当たり医療費
最高の高知県と最低の埼玉県との間には、依然として「1.44倍」の格差
医療費をまかなう財源の内訳は、保険料が23.3兆円と全体の半分
公費は17.6兆円(全体の38%)、患者の窓口負担は5.4兆円(12%)
国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.24%前年度から0.11ポイント上昇し、2年連続で過去最高を更新