[「こなす問題」と「はしょる問題」]
「こなす問題」と「はしょる問題」
「こなす問題」とは、しっかり理解して、頭に叩き込む問題。
合格のためには必要な問題になります。一方「はしょる問題」は、今後読む必要のない問題です。つまり切り捨てる問題。 ≫続きを読む
[重箱の隅を突つかない 社労士学習法]
重箱の隅は突つかない。
知識は凄いけど点数に結び付かない受験生を見かけることがあります。
舌を巻くほどの知識ですが、答案練習や模試ではなかなか成果がでません。 ≫続きを読む
[隅に置けない科目 労働安全衛生法]
社会保険労務士の試験科目の中で、隅に追いやられがちな科目は、労働安全衛生法ではないでしょうか。労働安全衛生法は機械等の名称や似かよった名称の安全衛生管理体制を覚えるの一苦労します。 ≫続きを読む
[バランスシート学習法]
社会保険労務士の受験科目は大きく2つのグループに分けることができます。1つは、労働基準法や男女雇用機会均等法、社会保険労務士法のように、「保険」の制度とは 無関係な法律。例えば、労働基準法であれば、・・・ ≫続きを読む
[問題文の( )の扱いについて]
問題文の( )は、文の内容を補足説明する為に用いられる場合が大半です。
特に長文に使用されるケースが多いのですが、( )に関しては、
・1回目に読み込むときは、( )を外して全体の論点を掴む。
(複数の論点があれば、論点を分ける) ≫続きを読む
[数字を覚えて一発解答]
数字ほど明確に白黒付く問題はありません。
特に保険制度を使う法律には、あちこちで数字が出てきます。
数字そのものが正しいのかどうかを聞いてきます。
あるいは、以上、以下、未満、超える、含む… ≫続きを読む
[2度と読む必要のない問題]
平成21年の労働者災害補償保険法からの問題
『業務災害又は通勤災害により受けるべき最初の保険給付について被災者の請求が認められた 場合には、その後に当該業務災害又は通勤災害に関し引き続いて生ずる事由に係る保険給付に ついて政府が必要と認めるときは、当該被災者からの請求を待つまでもなく職権で保険給付が行われる。』 ≫続きを読む…
[一刻も早く学習法を確立する]
社会保険労務士を目指す方は、何らかの目的があって社労士受験をされることかと思います。
・独立開業に向けて社労士の資格を取得する。
・総務、人事部へ異動の為に社労士の資格を取得する。
・自己啓発の為に資格を取得する。
・現在保有の資格の相乗効果を狙って資格を取得する。続きを読む…
[過去問はいつから始めればいいのか?]
過去問とは、
■「既に出題された問題」であると同時に
■「これから出題される予想問題」
という2つの位置づけになります。 続きを読む…
[過去問を編集する]
過去問は、問題を解くのではなく、答えを先に見ていきます。
答えを見た後に、問題文を読んでいくようにします。
次に、問題文及び解説に手を加えていきます。
なぜ手を加えるかというと、・・・ ≫続きを読む
[世の中に存在しない問題]
本試験では、難問、奇問が出題されることがあります。
その代表例として、世の中に存在しない法律・条文を作成して正誤を聞いてくるケースです。
世の中にない法律・条文を、いかにも存在しているように作成してきます。 ≫続きを読む
[過去問集…共通論点を消去する]
過去問の解説を見ると、○○法第□条「・・・・・」により正しい。
という文章で構成されている本が大半です。
過去問とは、類似の論点や解説が多いのが特徴です。 ≫続きを読む
[社労士試験は忘却との戦い(エビングハウスの忘却曲線)]
記憶と忘却時間の関係を理解するのに「エビングハウスの忘却曲線」というのが有名です。
ご存じの方も多いかと思います。ドイツの心理学者であるエビングハウスは、意味のない3つのアルファベットの羅列を、被験者に覚えさせ、その記憶がどれくらいのスピードで忘れてしまうのかを実験したものです。≫続きを読む
[社労士の試験は皿回し]
社会保険労務士の試験は、大道芸で演じられる「皿回し」そのものです。
労働基準法から始まって、安衛法、労災、雇用、徴収、健康保険、国民年金、厚生年金
労一、社一と見ていくと10皿を同時に回すようなイメージです。 ≫続きを読む
[条文の数字について]
『健康保険法第189条第1項、船員保険法第138条第1項、厚生年金保険法第90条第1項若しくは石炭鉱業年金基金法第33条第1項又は国民年金法第101条第1項の規定による再審査請求は、社会保険審査官の決定書の謄本が送付された日の翌日から起算して90日以内にしなければならない。』 ≫続きを読む
[長期記憶と短期記憶]
長期記憶と短期記憶
記憶には、大きく2つあります。1つは、短期記憶。これは日常生活で困らない程度の記憶で、たとえば「明日の朝食のためにジャムを買っておこう」とか、明日になれば忘れても支障がない記憶。
一方、長期記憶は、いつでもどこでも想起できる記憶。 ≫続きを読む
判例の学習方法について、受講生からよく質問を受けます。
特に労働基準法では、判例から出題されるケースがあります。
まともに判例を学習していくと、時間ばかりかかり効率が非常に悪くなってしまいます。
判例自体、難解な法律用語と難しい言い回しで、なかなか理解できません。
社労士試験を短期で効率よく合格する為には、難解な法律用語と難しい言い回しの判例に深入りする必要は全くありません。
判例を理解する為に、一生懸命に学習する受講生がいますが、あまり意味をなしません。
なぜかと言うと社会保険労務士の試験は、事実しか聞いてきません。
判例の最終結論。つまり、事実だけを押さえたら十分です。
司法試験では、判例に対しての意見や考え方を聞いてはきますが、社労士の試験では事実だけです。
★★★ 判例については結論を押さえる。
集中力×学習量(時間)が必要になります。
ただ、社労士を受験される方は、仕事や家事等と並行して勉強される方が大半です。
勉強時間を確保するには、「隙間時間」をどれだけ意識して作るかにかかってきます。
トイレや待ち時間等を「隙間時間」として学習にあてていきましょう。
「隙間時間」の活用方法としては、A6ノートを使って学習するのがお勧めです。
かさばらずに、いつでも、どこでも見開きできますので是非活用してください。
また、集中力に関しては、長時間勉強しても、ダラダラしていては意味がありません。
単位当たりにどれだけ多くの学習量を消化できるかどうかは、まさに集中力にかかってきます。
集中力を高める為には、締め切り時間を設けて学習すると効果があります。
タイマーやスマートフォン、携帯のタイマー機能を使い制限時間を意識しながら学習してください。
特に休憩時間に関しては、タイマーを使うことをお勧めします。
一度休憩をしてしまうと、ついダラダラしてしまうので、5分なら5分、10分なら10分と決めて休憩をしてください。
★★★ 絶対合格確実なレベルにもっていくには、集中力と学習量
【類似問題・類似解説は、どんどん消去する】
過去問を勉強していくと、類似の論点の問題や類似の解説が繰り返し記載されていることにお気づきかと思います。
毎年のように出題されている論点は、当然重要な箇所になります。
しかし、重要な論点であっても多少異なった表現とはいえ何度も確認する必要はありません。
それでなくても社労士の試験は、覚える箇所がたくさんあります。
同じ論点の問題や解説は、どんどん大きな×印を付けて消去していき、1つだけ残します。
分量を少なくしながら、回転数を上げる(復習する)ことが社会保険労務士の学習では重要です。
類似問題や類似解説の消去は、答案練習会の問題や模擬試験も同じようにしていき読み込む量を少なくするようにしてください。
仮に、過去問、答練、模試の3点でダブった論点があれば過去問の論点を残していってください。
★★★ 類似論点・類似解説はどんどん消去する。
【今後の掲載予定テーマ】
・何が何でも合格するぞ。このやろう精神
・重箱の隅は突かない
・大枠を押さえて少しずつ核心へ
・皿回し学習法。皿を落とすな
・5択テクニック 消去法
・5択テクニック 比較法
・数字に集中
・接続表現に注意
・判例の読み方・・・問題提起、仮説、 、結論
・仕組みで押さえる
・フレームで一発暗記
・○書き込み記憶法
・A5ノート暗記法
・過去問は解かない
・過去問消しこみ法