2017/12/16 更新
【問題】労働基準法は、同法の定める基準に達しない労働条件を定める労働契 約について、その部分を無効とするだけでなく、無効となった部分を同法所定の基準で補充することも定めている。 |
(解答)正解…法13条
㌽① 無効となった部分➠労働基準法で定める基準による。
㌽② 労働基準法の定める基準に達しない労働条件を定める労働契約について➠その部分を無効とするだけでは、無効となった部分を同法所定の基準で補充
【問題】労働基準法で定める基準に違反する労働条件を定める労働契約の部分は、労働基準法で定める基準より労働者に有利なものも含めて、無効となる。 |
(解答)誤り…法13条
㌽① 労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、すべてが無効になるわけではなく、その部分についてのみ無効となります。
㌽② すべてが無効になると労働者に不利益が生じることになり、あくまで基準に達しない部分のみ無効。
【問題】労働協約に定める基準に違反する労働契約の部分を無効とする労働組合法第16条とは異なり、労働基準法第13条は、労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とすると定めている。 |
(解答)正解…法13条
㌽① 労働組合法16条…「労働協約に定める労働条件その他の労働者の待遇に関する基準に違反する労働契約の部分は、無効とする。」